歯の状態は少しグラグラしていて下のほうに少し下がってきていて、噛むと一番に当たるような噛み合わせになっていました。表面的にはあまり変わった様子は無かったので、噛みあわせだけを良くするのに歯を削って後は様子を見ますというものでした。
しかしどんどん痛くなって寝ていても痛い状態になったんですが、見た目にはあまり変わらないので、また少し下に下がってきた歯を削って様子を見ますということでした。
それからやっと二週間後に外側の歯茎が腫れてきて、切開をして膿を出してやっと痛みから解放されました。そこまではまだ良かったのですが、二ヵ月後、また同じところが痛くなり今度は前よりも痛く三日で腫れてきて、少しフラフラしながら医院に行きました。
前と同じようにまたすこし下がってきた歯を削り、切開して膿をだしました。かなりの膿が出てきたみたいで、膿をふき取ったものがトレイの上にいっぱいになっていました。
その後フラフラしていたのがもっとひどくなったので、女性の人に「フラフラするんです。」と先生に伝えてもらったのですが、先生からの返事はありませんでした。 その後フラフラしながらもなんとか帰宅したのですが、気分が悪く食事も出来ませんでした。
次の日の朝です。
まったくといっていいほどに平衡感覚がなく、目がぐるぐる回って起き上がれませんでした。それでしかたなく仕事を休むようになったのですが、その日の夜になって痛みが引いてくると、次第に目がぐるぐる回るのも治まってきて、次の日に医院に行って「目が回って起き上がれなかったんです。」と言うと、「そんなの聞いた事が無い。」と相手にしてくれませんでした。
それで「左上の親知らずなので耳の三半規管に近いのでその影響がでているんじゃないのですか?」とこちらから聞くと、首を傾げるだけで相手にしてもらえませんでした。
そして先生は「違う病院に行ったほうがいいのでは?」と言って、こちらが「耳鼻科ですか?」と言うとうなずいていました。本当に痛みと起き上がれないほどの気分の悪さがつらかったので、本当にこういった症状はありえないのかどうか、教えてくださいよろしくお願いいたします。
ちなみに今の状態は歯茎の表面は炎症も引いていてほとんど痛くは無いです。それでその親知らずはそのままにしておくみたいです。
りゅうさんこんばんは。
大変でしたね。私は開業して10年ですが、よく似た症状を訴えた患者さんがひとりおられました。
その患者さんはそれほどひどい痛みはないものの、腫れが広がっていたので、
切開して抗生物質(化膿止め)を処方しました。
そのあと家に帰ったらひどいめまいを起こしたそうです。最初は原因が全くわからず、いろいろと話を聞いていると、
抗生物質を飲んだ後にめまいが出たような気がするということでした。
ごく普通の抗生物質を飲んでもらっていたので、めまいのような副作用があるとは思ってもみませんでしたが、
「アナフィラキシーショック」という症状がごくまれにあり、
血圧低下により「めまい」の症状がでることがあるという記述を見つけたので、すぐにお薬をやめていただきました。
原因はお薬かどうかはわかりませんが、1日ほどで症状がなくなったそうです。
りゅうさんの経過を読ませていただくと、お薬を飲まずにめまいの症状が出ているようですので、
「アナフィラキシーショック」ではなさそうですが、親知らず周辺が化膿したもととなる細菌が全身に回ったときに
「細菌性ショック」というショック症状を起こすかもしれません。
これは1つの可能性に過ぎませんから、りゅうさんのめまいの原因かどうかはわかりませんが、まれに「めまい」が起こることはあるようです。